安藤裕子の1曲。
「聖者の行進」
彼女の歌の中で最も好きな歌の1つに入る。
今この気持ちを多くは語れない。
一体どんな気持ちでここにいるか。
想像していたどんな状態にも似ていない。
こんなのを私は想像していただろうか。
ここ数日は想像するということすら忘れていたのかもしれない。
結局。
今ここにいることでわかったことは、やっぱりそれに代わるものはないんだということ。
またこの先、同じようなものに出会えたとしても、二度と出会えない。唯一無二だということ。
私は出会えたことに感謝する。
人にとっては特別なことではないのだと思う。
けれども、自分にとっては特別だったのかもしれない。
というわけのわからない文章を書いてしまうのも、全てはハリーポッターを読み終えたこと。
下巻の3分の1を今夜のために残しておいた。
その残りのページを噛みしめるように1ページ1ページ読んでいった。
クライマックスはまるで走馬灯のように通りすぎていったような感じだった。
一瞬の出来事のようだった。そうとしか表現できない。
多くは語れない。が、私は出会ったのだと思う。そのように思う本に。
8年前。友人に本を借りたその日に。
本は苦手だった。だけれども、この本に出会った。夢中になった。
それだけでも私はこの運命に感謝する。
とか言って別に私はポッタリアンとかそうゆう類いのものじゃありませんよ。
コスプレしないし。ポッターグッズとかに興味ないし。
春にイギリスに行った時、ハリーポッターのロケ地をいくつかまわった。
ミーハー心もあるけれども、そのストーリーが息づく場所を見てみたかった。雰囲気を感じたかった。
そんな現実の体験もあって、最終巻は想像力豊かに読み進められた。
雰囲気や匂い、色彩、空気。色々なものが豊富に出てきた。とてもよい読書だったと思う。
ネタバレはしないけど。
物語も最後。ある場面である人が流した涙が、この物語の全てを語った気がした。
その涙を頭の中でイメージしたとき、一緒に私も泣いてしまった。
私の中で最も印象に残ったシーンだった。
なんで冒頭に聖者の行進について触れたか。
今もそれを聴いているんだけれども、今の気持ちがなんかそんな感じ。
“ 今 開かれた波に呑まれて燃えていく気持ちは消せない
くすんだ世界に身を焦がされても
手は離さないでいてくれたらそれでもいいの
守るべきは光だけ、と”
- 安藤裕子「聖者の行進」から引用 -